おおきく振りかぶって第18話『追加点』を見終わって気付いたことがあります。
それは、この作品が以下のような特徴を持つということです。
- 心理戦の要素が強い。「読み勝ち」で勝てる
- 全員参加である
そして、前者の特徴は、実はこの作品が過去の野球アニメではなく、むしろアカギのようなギャンブルアニメに近い性質を持つことを示します。
更に興味深いのは、バッターボックスにも立っていなければ累にも出ていない者も、重要な役割を持って試合の流れに関わっている点です。つまり、全員参加です。なぜかといえば、「読むこと」「情報を集めること」「分析すること」「指示すること」は、バッターボックスに出ていなくても可能であり、それは勝利に直結する重要な作業だからです。
実に面白い作品です。
野球は嫌いですが、こういう作品は大好きですよ、本当に。
※ なぜ野球が嫌いかって? そりゃもう、野球のおかげで録画時間が狂って酷い目にあったことが過去に何回あったことか……。